減税より今すぐもらえる給付の方が良い 立憲泉代表が岸田総理と対決
2023/11/21
立憲民主党の泉健太代表は、岸田文雄総理との議論で、国民が直面している経済的困難に対する、すぐ効果が出ない減税よりも、効果がすぐに出る給付の重要性を強調した。
泉代表は、岸田総理が提案する所得減税が国民に受け入れられていないと指摘し、選挙対策として見られていると批判した。食品の値上げなどで苦しむ国民に対して、減税よりも即効性のある給付を行うべきだと主張した。
岸田総理は、物価対策を繰り返し行ってきたと反論し、賃上げの流れを確実なものにするための経済対策を強調した。しかし、泉代表は、国民が政府の対策に満足していないと指摘し、特にワーキングプア層が政府の給付の対象から外れていることを問題視した。立憲案なら、全世帯のうちの6割に3万円の給付を行う考えを示し、ワーキングプア層も対象に含むことを強調した
その上長期的には、立憲民主党は、低所得者に対する消費税5%減税と、高所得者を据え置く「給付付き税額控除」を提案している。
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立憲泉代表、すばやい給付の立憲案を強調
2023年11月17日
立憲民主党の泉健太代表は、自党の経済対策は、期間を明確に定めた緊急性を持つと強調。政府の経済対策が物価高騰対策の名の下で宇宙関連ファンドのような予算と関係ない項目を含んでいると批判し、立憲民主党の対策はより絞り込まれた内容で、物価の更なる上昇を防ぐことに注力していると述べた。
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さらに、泉氏は経済対策と経済政策の違いを説明し、立憲民主党は長期的には、環境産業への大規模な投資や、デジタル化、ローカルな経済の強化に重点を置く方針を掲げている。これらの政策は、日本の経済市場を大きく成長させるためのものである。
最後に、トークセッションで泉氏は視聴者に立憲民主党の経済対策と政策がどのように異なるかを理解してほしいと述べ、党の経済政策に関心を持ってもらうよう呼びかけた。