立憲民主党の泉健太代表は、処理水問題に関して、漁業者や輸出業者の支援が最優先であるとの立場を明確にした。あわせて、泉代表は、非科学的な対応を取る中国に冷静な対応を求めた。
岸田総理の放出強行に対する批判はすでに国内で巻き起こっているとして、漁師の損害対策より優先してまで政局にはしないとした。
また、泉代表は29日から4日間、ベトナムを訪問する。これは、代表就任以来初めての外国訪問となり、ベトナム共産党との交流強化を目的とし、覚書の交換を予定している。さらに、技能実習生の送り出し機関関係者との意見交換も行う。この訪問を通じて、中国が禁輸した海産物について、ベトナムでの販路開拓も推進する考えだ。
立憲民主党は、科学的根拠に基づく処理水の放出には賛成なものの、岸田政権の漁師への説得不足や、中国による禁輸対応の遅れを批判している。泉代表のベトナム訪問は、これらの問題への具体的な対応策の一環とも受け取れ、立憲民主党が漁師の損害対策を重視するのを示した形だ。
闘っている、努力…。向かう方向を間違ってはならない。
— 泉健太🌎立憲民主党代表 (@izmkenta) 2023年8月29日
まず向かうべきは、①日本の漁業者や輸出業者を支援する。②
非科学的な対応を発動した中国を諌め冷静な対応を求める。だ。
「この内外状況で放出を強行した岸田総理を批判する」
は皆分かっていること。今は優先順位は高くない。 https://t.co/PnTrixVuC7