立憲民主党の泉健太代表が、日本維新の会が自称する「第2自民党」を最もだと皮肉った一方、立憲民主党は「誰も見捨てない、支え合う社会」を目指すと宣言した。これは7月初旬のトークショーで述べられた発言を改めて明示したものだ。
7月頭のトークショーで泉代表は、維新の会が主導権を握るなら、国会では核共有や憲法改正といった議論が優先され、生活や経済に関する論戦が後回しにされるだろうと指摘した。
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また、立憲民主党は国会で、経済・少子化対策、雇用改善などの問題に全力で取り組むと主張した。この立場から、泉代表は自民党政権の微修正役に甘んじる維新の会と一線を画している。
維新が野党第一党になると「自民党にとって最も楽な政党だ。監視も甘くなる。核共有や憲法改正が先になり、経済や生活の論戦は後回し」と維新の馬場代表を改めて批判。また、自民党や第二自民党の政権では達成できない、日本についての働く人のための政治を実現するために、立憲民主党らが政権交代を果たす必要があるとも語った。
そのため、日本維新の会とは今後一切協力することはないとも明言した。
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立憲民主党は引き続き、自民党の政策では解決できないとする課題への対策を強化し、それを国民に明確に示す方針だ。経済の活性化、雇用環境の改善、社会保障の充実、地方活性化、少子化対策などがその主要な議論の軸となると見られる。
維新の馬場代表が自らの党を「#第2自民党」と呼んだ。
— 泉健太🌎立憲民主党代表 (@izmkenta) 2023年7月24日
自民党にとっては最も楽な政党だ。監視も甘くなる。核共有や憲法改正が先になり、経済や生活の論戦は後回し。
立憲民主党に力を。
経済・少子化対策、雇用の改善に力を尽くし、おかしな政治とは闘います。https://t.co/IqMrphL5sY