本日、安倍晋三元総理の一周忌法要が東京・芝公園の増上寺で営まれた。その席に立憲民主党の泉健太代表も参列した。
泉代表はどんな主義主張でも、言論封殺を許さないという立憲民主党の主旨を再確認。安倍元総理の死はテロによるものであり、それを厳しく非難した。この立場は野田元総理の追悼演説にも見られる。政治的な立場がどうであれ、テロによって人命が奪われ、言論が封じられることは許されない。
立憲民主党の辻元清美参院議員、福山哲郎参院議員も襲撃されており、党派関係なく暴力による政治改変の風潮が存在している。
そのうえで、泉代表は安倍元総理の国葬については異議を唱えている。国葬は特定の要件を満たす必要があるが、安倍元総理の場合、それに法的根拠が欠けていた。国葬は大々的に行われたものの、その是非については社会のなかで十分な議論がなされず、立憲民主党の指摘に対して政府は有効な説明も与えなかった。
立憲民主党は改めて暴力を許さない姿勢を示すとともに、自らの「誰も見捨てない、支え合う社会」という政権ビジョンを訴えて実現を目指すとしている。