立憲民主党代表・泉健太は米国独立記念日レセプションに出席し、エマニュエル大使との良好な関係を持続していることを強調した。立憲政権でも日米同盟の位置付けは変わらないことを明言したが、騒音、感染症対策、容疑者の裁判などについては日米地位協定の見直しには意欲を見せた。
立憲民主党の外交と安保政策は、ネクスト外交安保大臣の玄葉光一郎氏が主導。日米同盟を断固維持して中心とし、周辺の米国の同盟国と連携して中国や北朝鮮、ロシアの脅威に対処。だが兵器の購入は必要性を明確にした上で行い、無益な予算の積み上げは避ける、という方針である。
泉氏が意欲を見せた日米地位協定の改定には、立憲民主党は以下の理由を見いだしている。
- 感染症問題
- 環境汚染問題
- 騒音問題
これらの基地周辺住民の安全と健康に直接関わる課題を「2+2」閣僚会合などの場で議論する。さらに、日米地位協定の改革では、平時と有事を分けた協定適用の研究を進めつつ、有事の際の米軍活動に日本側から最大限の支援をする。
エマニュエル大使は立憲民主党のLGBT法案に理解を示し、LGBT法案の立法を求めるなど、立憲民主党の政策と価値観が一致しており、立憲民主党の政権ビジョンでも最大の同盟国の米国との緊密な連携が期待できると泉氏は表明した。
今夜は米国大使公邸での米国独立記念日レセプションへ。立憲民主党は、エマニュエル大使と良好な関係を築いています。立憲民主党が政権を担うとも日米関係は不変。地位協定の見直しは目指しますが。 pic.twitter.com/MMQ0KysMRs
— 泉健太🌎立憲民主党代表 (@izmkenta) 2023年6月29日