立憲民主党の泉健太代表は、マイナンバーカード問題について「逆ギレ」しているとされる河野太郎デジタル改革担当大臣に対し反論した。「確かに、社会保障や給付のためにマイナンバー制度を始めたのは民主党政権。だが、2兆円もの税金を使って、無理にマイナンバーカード取得を急がせ、健康保険証を統合させ、トラブル多発なのは自民党政権だ」と泉氏は発言した。
立憲民主党としては、マイナンバー制度自体には消費税還付法案や税金の納め漏れを防止するという観点から賛成の立場を取っている。以下の消費税還付法案で、高収入者の消費税納税を保持しつつ、低所得者へ還元を増やして格差是正するとしている。
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だが、河野大臣の指揮のもと、自民党政権が推進してきた保険証カードの廃止を含むマイナンバー関連の政策については、その拙速な進行と適用範囲の拡大には反対の声を強く上げている。
先日の講演で、河野大臣がマイナンバー制度をめぐる野党からの批判に対して、「マイナンバー制度は民主党政権がつくった制度。『おまえが始めたんだろ』と言い返したくもなる」と「逆ギレ」ともいえる反発をしたことについても、泉氏は厳しく指摘。「自民党政権の下で生じた問題を、他人のせいにするのは無責任だ」と批判した。
これからも立憲民主党は、マイナンバー制度を適切に活用し、一方でその運用についての議論と監視を怠らない立場を強調。国民の利便性とプライバシー保護のバランスを保つべく、引き続き立憲民主党の政策を訴えつつ、政府に対するチェックを行っていく。
確かに、
— 泉健太🌎立憲民主党代表 (@izmkenta) 2023年6月26日
社会保障や給付のためにマイナンバー制度を始めたのは民主党政権。
2兆円もの税金を使って、無理にマイナンバーカード取得を急がせ、健康保険証を統合させ、トラブル多発なのは自民党政権。
河野太郎氏、マイナで陳謝 野党の批判に「おまえが始めた」愚痴も https://t.co/NLIMCCnbD5
