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マイナンバーの名前変更でごまかすな 立憲民主党西村代表代行が指摘

画像は立憲民主党代表代行の西村智奈美衆院議員=新潟1区

立憲民主党の西村智奈美代表代行は国会で、保険証や免許証を人質に取ってマイナンバーカードの取得を強制するようなやり方には反対だと明確に表明した。立憲民主党はマイナンバー制度には賛成であるだけに、政府に対して正しく、国民の信頼を得られるやり方で進めるべきだと訴えた。

西村代表代行は、河野行政改革大臣が提唱するマイナンバーカードの名称変更について言及。「名称を変えるだけで問題が解決するわけではない。これは問題の本質から逃れようとしているのではないか」と強く批判した。

河野大臣は、マイナンバーシステムとマイナンバーカードを混同する人が多いと指摘し、広報に力を入れるべきだと主張。しかし、西村代表代行は「だからといって名前を変えれば問題が解決するわけではない」と反論。そして、河野大臣の変更を示唆する発言と松野官房長官の「政府としては検討していない」という発言との間で見える食い違いを疑問視した。

河野大臣は西村代表代行の質問に対し、「現時点では考えていない」と返答。しかし、西村代表代行は河野大臣の発言を「論点のすり替え」と批判。「マイナンバー制度を進めていくうえで、内閣の中で一番の障害は河野大臣ではないか」と、拙速に進める河野大臣へ強く批判した。

マイナンバー制度のメリットは多いが、その運用方法や広報については明確な方針と透明性が求められる。西村代表代行が代表する立憲民主党は、国民から信頼されるマイナンバー制度でデジタル化を推進していくとしている