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2023年国会 立憲民主党の農林水産の訴え

国の乳牛頭数制限策は正しくない 石川議員が酪農の声を代弁

2023年10月27日

衆議院議員 石川かおり オフィシャルサイト

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石川香織衆議院議員(北海道11区選出)は、国の乳牛頭数制限策に対し批判的な意見を表明している。昨年、政府が実施した15万円の奨励金を出す乳牛処分事業に対し、申請件数の少なさがその政策が生産者にとって望まれていない証拠であると指摘。彼女は、酪農家が求めているのは生産の抑制や減産ではなく、いつになれば酪農全体が低迷を脱することできるのかという明確な指針であると強調した。

一方で、岸田文雄首相は、酪農経営が直面している飼料コストの上昇や離農の進行などの厳しい状況を認識していると述べた。政府はこれまで飼料コストの抑制策を講じ、酪農経営の改善に努めてきたが、今後は飼料の国産化や輸出の強化などの具体的対策を取り入れる計画だ。

石川議員は、政府がただ厳しい状況を認識するだけでなく、酪農家が長期的な営農計画を立てられるよう、明確な見通しを示すことの重要性を強調食料安全保障への軽視と捉え、党利党略に関係なく超党派で、政府には農家の苦境を脱するための具体的な策とリーダーシップを求めている。

さらに、石川議員は、ロングライフ牛乳などの伸び代のある分野への支援も重要視。この種の牛乳はアジア市場で人気を博しており、国産粉ミルクの販売促進にも国が積極的に関わるべきだと主張している。

石川かおり議員は、長年にわたり牛乳の販路開拓や酪農の廃業問題に取り組んできた立憲民主党の農林水産政策の中心人物でもある。