世襲政治家の政治資金の課税逃れ是正を 立憲民主党が秋の国会で法案を提出予定
立憲民主党が秋の臨時国会で、世襲する際先代の政治資金が相続税を課税されないまま次代に引き継がれることを是正する法案の提出をする予定である。
立憲民主党の岡田克也幹事長は「スタートから豊富な政治資金があり、親に寄付されたものを、(子が)そのまま引き継いで政治資金に使うのはフェアではない。規制すべきだ」と立法の理由を説明した。また、先代に寄付されたものは先代に惹かれたのであって、子供にそのまま引き継ぐのはおかしい、という見解も示した。
泉健太代表もこれに同調し「党の候補者が関係者だけで決まり、国民のチャンスが奪われる。多額の政治資金を世襲で独占可能なのは不公平」と語った。
立憲民主党にも複数の世襲議員がいる中、無課税で政治資金を引き継ぐ手法を規制する方向に舵を切った。各党、特に多くの世襲議員を抱える与党自民党の国会での論戦が見どころになる。
党HPに代表メッセージを掲載しました。
— 泉健太🌎立憲民主党代表 (@izmkenta) 2023年10月11日
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