10月10日、立憲民主党の末次精一衆院議員が長崎4区の補欠選挙への立候補による自動失職で、比例名簿次点の屋良朝博=沖縄3区が繰り上げ当選を果たした。
立憲民主党沖縄県連は有田芳生参院議員が2022年に落選していこう、国会議員が所属していない状態であったが、屋良氏の繰り上げにより沖縄県内で再び立憲民主党の国会議員が誕生した。
屋良氏は2021年に自民現職の島尻安伊子氏が小泉政権の郵政解散選挙をも凌ぐ得票を獲得したことにより惜敗し、比例復活もできなかった。
長崎4区で戦った北村誠吾衆院議員の死去に伴い、自民党は長崎3区の金子原二郎衆院議員の息子の容三氏を擁立。末次候補は立憲民主党を代表して与党との一騎打ちの形勢であり、政治家の世襲に対して猛反対の声を上げている。