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立憲鈴木氏が東京都議補選に当選 僅差を制して自民候補を下す 立川市長酒井氏の議席を守り抜く

10/15に行われた立川市において、欠員2を埋めるための都議会議員補欠選挙にて、立憲民主党公認の鈴木烈氏が当選を果たした。

氏名 党派 得票数
伊藤 大輔 都ファ 17499票
鈴木 烈 立憲 12141票
当落線
木原 宏 自民 12050票

1位は市長選にも立候補した伊藤大輔氏であり、市長選に立候補したことによる知名度も選挙では追い風となった。

鈴木氏は2021年の都議会議員選挙で、立憲民主党公認で町田市から出馬したものの惜敗した。その後、元立憲民主党都議である酒井大史立川市長の議席を引き継ぐことを目指して立候補した。今回の選挙でも、新立川市長の酒井氏との2連ポスターで存在感をアピールし、共産党、生活者ネットワークなどの議員からも応援が入り、2021年の野党共闘の構図で臨んだ結果、自民党候補を、わずか91票差の激戦で制した

自民党候補の木原氏は元立川市議会議員であり、市議会ではトップ当選を果たしていた。公明党とも協力関係を再確認した上、自民党としては木原氏は地縁もある、選挙に強い候補だっただけに今回の競り負けは都議会にとどまらず、自公の協力戦略などの国政の領域にも影響を及ぼす可能性がある。

立憲民主党は2021年から、注目候補が競り合うものの結果的には惜敗することが多かった。しかし、立川市では酒井大史前都議が市長、鈴木烈氏が都議をそれぞれ僅差で制し、僅差で競り勝つ、貴重な二勝を手にした。

立川が所属する東京21区は自民党の小田原潔衆院議員を選出するが、立憲民主党の大河原雅子衆院議員も比例復活した与野党伯仲の選挙区である。立川市長に立憲前都議が当選し、都議会での立川自民党の議席を失ったことで、国政での地殻変動もあり得る。