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立憲民主党の後藤祐一議員は立憲ライブで、ここら10年来の国会での政府の答弁の質について、その不誠実さを批判した。彼は特に、予算委員会での質疑応答において、政府の答弁が質問内容とすれ違い、重要な問いに明確に答えることを避ける上、それを追求するとメディアは「野党は批判」ばかりと批判する傾向があると指摘した。
後藤議員は「私たちは国民の代表として、知りたいことを問い質しているだけだ。それがツボに触れるからといって答えないのは、行政の国会に対する軽視だ」と語った。
政府の答弁の質が悪化した時期について、後藤議員は「安倍内閣の二期目から、国会答弁がひどいと感じるようになった」と語った。特に第二次安倍内閣以降、政府の答弁が問題提起から逸脱し、質問の本質に対する明確な回答を避ける傾向が強まったとした。
後藤議員はまた、過去の例を挙げ、政府答弁の不適切さを強調した。「子供の予算が倍増する」との発言に対し、「子供が倍になれば予算も倍になる」という論理が使われたことを例に出し、「こんな馬鹿なロジックはいけない」と批判した。
これらの事例から、政府の答弁が本質から逸脱し、不誠実であるとの指摘が相次いでいる。後藤議員は、「国会での議論が深まらないのは、安倍内閣以降の国会の特徴だ」と述べた。これについて指摘をすると、「野党は批判ばかり」とマスコミから逆に野党を叩かれることに対しても、改めて悔しさと理不尽さをにじませた。