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維新が野党第一党なら賃上げ求めずに改憲議論中心に 立憲民主党泉代表がトークセッションで危惧

画像は立憲民主党代表、ネクスト総理泉健太=京都3区

立憲民主党の泉健太代表が7/7のトークセッションで、維新の会が野党第一党になった場合の危惧を明らかにした。泉代表は、松井一郎氏がよく使っていた「自民党をぴりっとさせる」という言葉について詳しく語った。自民党にもっと力を入れてもらうために、維新が自民党を叩き、ぴりっとさせるという意図だとしている。

それと反対に、立憲民主党は自民党の政権では達成できない政策が複数あるから、立憲民主党による政権交代で「誰も見捨てない、支え合う社会」を作ると主張している。つまり、自民党政権の微修正役で満足する日本維新の会とは違うと一線を画した形だ。

泉代表は、もし維新が野党第一党となった場合には、自民党と維新の間で取り組まれるテーマは、最低賃金や生活保障などの議題ではなく、国会改革や憲法改正に集中するだろうと指摘。その場合、維新が自民党に対して国会でのみを切る改革や憲法改正を早く進めるべきだと主張する国会論戦になると予想している。

また、泉代表は維新の提唱するベーシックインカムの提案についても言及。その提案は社会保障の全面廃止と百兆円のベーシックインカム導入を前提としているが、現実的には実現困難だと語った。民主党が政権を取る前に議論を重ねた最低保障年金が実現に至らなかった事例を引き合いに出し、その反省を生かした評価である

(日本維新の会の政策に)大きなビジョンを見せられても、それが現実ではないことを皆さんと一緒に共有しておかなきゃいけない」と、泉代表は訴えた。

立憲民主党はすでにこのような政策たちを提案している。

rikken-journal-uof.hatenablog.com

立憲民主党としては引き続き、「誰も見捨てない、支え合う社会」の政権ビジョンを訴えていくものとしている。