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子どもの安全を守る「車内置き去り防止法案」提出 立憲民主党杉尾議員ら主導

画像は杉尾秀哉ネクスト(災害対策・消費者・科学技術・デジタル・行政監視)大臣=参議院長野。

画像は吉田統彦衆院議員。

立憲民主党の杉尾秀哉議員と吉田統彦議員らは、保護者等による自動車内への子ども等の置き去りを防ぐための新法案、「車内置き去り防止法案」衆議院に提出した。この法案はいわゆる日本版ホットカー法で、特に暑いシーズンに向けて、子どもの自動車内への置き去り事故を防ぐことを目的としている。

去年は園バスによる子どもの置き去り死亡事故が発生し、社会問題となった。通園バスだけでなく、一般の自家用車でも子どもが置き去りになる事故は頻発し、それによる死亡事故も起きている。このような状況を受けて、立憲民主党は本法案を提出し、子どもの置き去り事故防止を図る。

本法案では、小学校就学の始期に達するまでの子どもと、心身の機能の障害により自ら自動車の外に出ることができない18歳未満の者を対象としている。また、子どもの保護者や同居の親族等は、置き去り防止装置を備えていない自動車に子どもを乗車させてはならないとされている。

さらに、対象事業者は、子ども等の送迎を目的とした自動車に見落とし防止装置を備えなければならないと規定されている。違反した場合の罰則も設けられており、違反事実を発見した者は、これを市町村に通告することができるようになっている。

立憲民主党は、2022年後半の臨時国会で「通園バス置き去り防止法案」を提出し、審査されていた。その結果を受けて、立憲民主党は今回、より広範に子どもの安全を確保するための「車内置き去り防止法案」を提出した。立憲民主党は国会で引き続き、政策本位でどの政党とも是々非々で臨んでいる。

●通園バスの車内における幼児等の置き去りによる事故の防止その他の認定こども園等における幼児等の安全の確保のための措置等に関する法律案