もっと良い未来

立憲民主党のニュース中心にお届け。非公式です。

マイナンバー絡みで現場ではすでに混乱と目撃 立憲民主党杉尾ネクスト内閣府相が党内の反対意見をとりまとめる

画像はネクスト内閣府大臣、杉尾秀哉(すぎお ひでや)=参院長野

立憲民主党の杉尾秀哉ネクスト内閣府大臣は、政府のマイナンバー制度推進に対する現場の混乱を目撃したという。長野市内の2つの医療機関を訪問し、マイナンバー保険証の実際の使用状況や、医療スタッフからの生の声を直接聞いた結果、以下のような問題が発生した。

  • 受付の横に1~2台の「オンライン資格確認対応顔認証付きガードリーダー」が置いてありましたが、どちらの医療機関も利用者は数%しかなく、杉尾氏が見ていた時間帯に利用している人はだれもいなかった
  • また、別人への誤登録は発生していないものの、資格確認や顔認証が出来なかったり、暗証番号間違い等のトラブルが絶えない
  • 機器の導入やオンライン回線の工事等の費用や、人が付きっきりでの対応など、医療機関にとって様々な負担が増えている

立憲民主党は杉尾ネクスト大臣の視察のみならず、他にも多くのマイナンバーへの無理やりな一本化での問題点を把握している。

立憲民主党は、これらの現場からの直接的な声を国会閉会中の審査において政府に伝えるという。マイナンバー制度自体については立憲民主党も賛成しているが、政府が推進する保険証や免許証の利用を停止し、マイナンバーへの急速な一本化については反対の立場を明確にしている。かわりに、国民が自由に選択できる環境が必要だとの主張を続けている。