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立憲民主党、マイナンバーの口座紐づけミス13万件に対して「立ち止まって総点検」を要求 制度自体に賛成も信頼必要と訴え

写真は立憲民主党長妻昭政調会長 厚生労働大臣などを歴任した。

マイナンバーと公的給付金の受取口座の誤登録問題が続出する中、立憲民主党が政府に対し、立ち止まっての徹底調査を要求した。立憲民主党は、マイナンバー制度自体には賛成を明言しつつも、政府の拙速な進行と信頼不足を指摘。一度立ち止まって制度の全体を総点検し、国民の信頼を取り戻すことを強く主張している

長妻昭政調会長は記者会見で、「信なくば立たずで、国民の信頼がなければどんな政策も絵に描いた餅だ」と表現。政府の拙速な進行と信頼不足を厳しく批判した。

また、立憲民主党代表の泉健太氏も自身のツイートで、政府の「性急なマイナンバーカードの普及」や「無理やりな紙の保険証の廃止」などを批判。泉氏は紙の保険証の選択権を訴え、国民が信頼できる制度への改善を求めた

さらに、与党の公明党の高木政務調査会長からも、デジタル庁が公金受取口座をめぐるトラブルを早期に把握していたにもかかわらず、「大臣まで報告を上げていなかったのは大変遺憾な話で、必要なことをトップに上げるのは当然だ」と指摘したところ、立憲民主党はこれを裏付ける形で調査を求めている。

マイナンバー制度に詳しい中央大学の宮下紘教授は、「システム上、本人以外の口座をはじくものを運用当初から設定していくべきで、そのように制度設計しておけば、こんな混乱は避けられた」と指摘。これらの指摘を受け、立憲民主党は「システムと手続きの問題を解決し、一般の人々が安心して利用できるようにする」との立場を改めて明確にした。

立憲民主党は、国民が安心して利用できるマイナンバー制度を求めている。そのためには、政府が拙速な制度推進を一度立ち止まり、システム全体を見直し、全国民に信頼される制度にすることが求められている。

立民・長妻氏、徹底調査を要求 マイナンバー「信なくば立たず」:東京新聞 TOKYO Web

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