立憲民主党と日本維新の会の首脳間で、互いに未来永劫、連携に対する否定的な発言が交わされた。2022年の秋から続いていた国会での協力関係を完全に白紙にするとみられる。
立憲民主党の泉代表は日本維新の会との連携に「未来永劫ない」と明言。日本維新の会の馬場代表は日本維新の会を「第2自民党」と形容したが、泉代表はこれに対して「党名を『第2自民党』に変えるとよりわかりやすいのではないか」と皮肉った。馬場代表が「自民党と維新の会が改革合戦をして国家・国民のために競い合うべきだ」と語る一方で、泉代表は明確に立憲民主党だけが自民党のやり方を変えていく政党だと訴える構えだ。
また、次の衆議院議員選挙について泉代表は、「相手が自民党をサポートし、自民党と戦う気がないということであれば協力のしようがない」と日本維新の会との連携を否定した。
立憲民主党と日本維新の会の国会連携では以下のような法案らを提出した。
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立憲民主党と日本維新の会、公文書保持の法改正提案 是々非々で政策協力の結果 - もっと良い未来
本来の立憲民主党と日本維新の会の連携は国会内に限るとしていたものの、日本維新の会は小西洋之参院議員の発言などを理由に(一時的に)一方的に連携を打ち切った経緯を持つ。立憲民主党は協定通り2023年の前半の国会での連携を進めた形であったが、今回の泉代表の発言ではっきりと立憲民主党側からも破談したとわかった。
