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立憲民主党の泉健太代表が先日のトークセッションで、環境問題と地域経済の回復が一体となるボトムアップ型の経済に注目していると明かした。彼の考えは、住宅の断熱リノベーションなどの地道な事業が地域の経済にポジティブな影響を与えるというものだ。
「一軒一軒の家の工事が増えれば、地域の経済が回る。工務店の仕事が増えて、地域に落ちるお金が増える。さらに、エネルギー自立ができるんだ。」と泉氏は強調。さらに彼は、エネルギー問題と地域経済の復興がリンクするこのボトムアップ型の経済を、現在のアメリカのバイデン大統領の政策、バイデノミクスと比較した。
既存の公共事業ではダムや道路建設など、大きな単位で行われてきた。しかし、泉氏が提案するように、小さく一軒一軒の家単位でも十分に経済効果が得られるという。
だが、一方で泉氏は防衛費の増加に警鐘を鳴らす。「防衛費の伸びが性急すぎる。これでは他の分野が犠牲になる。防衛力の整備は必要だけど、他の分野もちゃんと育てていかなきゃならない。」と言い切った。
環境問題と地域経済の回復、そして適切な防衛費の配分。立憲民主党は引き続きこれを求めていく。